(↑ 群馬県にある有名な赤城山。その山頂にある大沼です 。雲の切れ間から奇跡的に見えました。)
こんにちは。ドローン行政書士のシンカワモトキです。
2月7日、GMOメディア主催の「ドローン登録講習機関監査の現状と課題点に関する勉強会ウェビナー」が開催されました。
国土交通省・登録監査機関の方々も参加され、航空局から最新のドローン国家資格の取得状況や、法令の改正点と登録講習期間の監査に関する説明等がありました。
航空局からの当日資料を添付します。
その他、内容をいくつか挙げておきます。
・まだまだ制度に疑義解釈の余地が多いことは国土交通省も認めていて、監査についてもよほど悪質性がない限り、小さな不適切事項をあげつらって処罰するようなことはしない。
・将来的には国家資格を持っている人は飛行許可・申請をしなくていいように制度を広げていく方向でいる(3年後くらい)。
・監査で不適切事項があった場合、受講生のライセンスが取り消されることは理論的にはあるが、なるべく影響が出ない対応する考えでいる。
・飛行記録簿が使いにくい面は認めるが、なるべく現状のものをそのまま使って欲しい。
・試験の公平性を確保するため、教則の改訂内容がいつから試験問題に反映されるかは航空局としては言えない(言うとどこが出るか推定できてしまうので)。
全体的に、規制をかけて縛るというよりはドローン業界の発展のために柔軟に対応していく方針で、また今回のような機会を設けたいとのことでした。日本がドローン先進国となっていけば素晴らしことです。
今後は、国家資格を取得する意義が増していきそうですね。
以上、行政書士のシンカワモトキでした。
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